東野圭吾「悪意」再読

ちょうど2年前に読んだ東野圭吾の「悪意」を再読しました。お恥ずかしい話ですが、ストーリーはうろ覚えで、自分の記憶力の無さ、というよりも健忘症に驚いてしまいます。
加賀恭一郎が鋭い洞察力で謎を解いていきますが、東野のすごいところは、二重、三重の謎解きがあるという点です。最初はゴーストライターという立場を解き明かし、最終的にはそれを覆す巧みさ。「容疑者Xの献身」に通じる小説が既にかなり前に出来上がっていたことをあらためて知った次第。
話は違いますが、新宿に出たついでに今日も明治神宮から代々木公園、渋谷までの散歩。このコースには桜はありませんが、春爛漫のうららかな天候で、人も多く出ていました。
明治神宮に行くたびに思うのですが、来ている人の半分以上は外国人。韓国人、中国人が多いと思われますが西欧人もかなりの数。観光スポットなんでしょうね。
今日はこの辺で。