演劇と映画

昨晩は東京は下北沢の本多劇場で芝居観劇。タイトルは「顔よ」。顔の美醜をテーマに、4つの部屋で繰り広げられる恋愛、夫婦生活、性の物語が展開します。何しろ4つの部屋で同時に物語が進行する場面もあり、見るほうも大変。それと、かなりどぎつい場面も出てきて、正直吃驚しました。こんな芝居もあるんだなあと、驚いた次第。確かに日常でよくある話で、顔の美醜がその人間の運命をも左右することは間違いありませんが、こうした展開でそれを見せるというのも、一つの表現なのでしょうか。私の好みの芝居でないことははっきりしましたが。それにしても、物語の中で携帯電話がよく使われること、使われること。携帯電話がないと現代劇が成り立たないかのような印象を受けました。

先週の週末に、映画「ポストマン」を鑑賞。長島一茂が頑固な郵便配達員を演じ、郵便局が如何に地域に根ざしているかを描いている、いわば反郵政民営化的な作品。郵便局長会が相当喜びそうな映画です。
今どうしてこんな映画ができたのか?郵政民営化の反動なのか?どうもよく分かりません。物語自体は、親子の葛藤と郵便局員の奮闘振りを描いた単純なものでした。

本日午後から映画「ブラックサイト」鑑賞。何故この映画を見たかというと、私の好きなダイアン・レインが主演しているため。彼女も年齢を重ねて40歳を超え、額の皺もずいぶん目立ちましたが、やっぱりきれいです。スタイルもよくて、まさに大人の女の魅力十分。もっとたくさんスクリーンに登場してもらいたいものです。
この映画自体は、yahooの映画レビューでもたいして評判はよくありませんでしたが、見てみれば結構楽しめました。ダイアン・レインのファンだからかもしれませんが。
今日はこの辺で。