映画「ラスト、コーション」

アン・リー監督作品「ラスト、コーション」鑑賞。
初めて府中のシネコンに見に行きましたが、座席がゆったりしていること。
シネコンは行列して席を指定されるまで行列に並ばなくてはならず、それが気に入らないのですが、ゆったりした席に座れたので帳消し。
ラスト、コーション」はトニー・レオンと新人女優タン・ウェイの体当たり演技が見もの。R-18作品ということで、相当激しいラブシーンが出てきますが、この作品ではその場面も不可欠な要素になっているといえるでしょう。最後の方の場面、宝石店で「逃げて」という場面は、すごい迫力を感じました。
難を言えば、激しいラブシーンがなくても映画の価値を失わないような造り方がなかったか?ということ。
トニー・レオンの出演作は「傷だらけの男たち」に続き二本目。抜群の存在感を持つ俳優さんで、この作品でも怖いほどの迫力を感じました。
それにしても、1942年当時の上海は日本の占領下でしたが、その町並みや喧騒をよく醸し出していました。そして日本軍の馬鹿さ加減も。
今日はこの辺で。