「ディバーデット」観賞

金曜映画の日の今日は、マーチン・セコッセイジ監督の「ディバーデット」を観賞。久しぶりの外国映画の鑑賞でしたが、思った以上に面白い作品でした。香港映画のリメイクものなのだそうですが、前作の方は見ていないので優劣は付けられませんが、今作もなかなか面白い映画でした。中でもレオナルド・デカプリオの出来が光っていました。彼の作品はテレビで「タイタニック」しか見ていませんが、当時はまだ成人前の初々しい時期。それがすっかり大人になっていました。タイタニック以降も何作か出演しているのでしょうが、だんだん貫禄も出て、いい役者さんになっているようです。童顔は役者さんにとって不利といわれますが、その童顔も次第に失せており、これからも芸域が広がっていくのでしょう。
それにしても今日の映画、暴力描写はすさまじいものがありました。最後にデカプリオが頭を打ち抜かれるシーンをはじめ、終始脳天が打ち抜かれる殺人シーンがありました。したがって、中学生以下には見せたくない映画です。これだけ残酷な描写が果たしてこの映画には必要なのか?確かにこういった残酷シーンがあるからこそ引き込まれる部分はあるのでしょうが、ストーリー展開はスパイの苦悩を描いたもの。もう少しソフトに出来たような気はします。
先々週、静かな日本映画「紙屋悦子の青春」を見たばかりで、その対照的な場面に思いを馳せています。
今日はこの辺で。