東京マラソン

日本で初めてという大都市での市民マラソン、東京シティーラソンが行われました。あいにくの天気でしたが、3万人という大集団が首都の名所を駆け巡りました。東京マラソンといい、東京オリンピックといい、石原知事が言い出したかどうかは知りませんが、こういったパフォーマンスは得意のようです。
ラソンは42.195kmという長丁場のレースですが、東京の名所をこれだけ経由できるということは、東京の街自身の面積が小さいことであり、集積度が凄いということになります。東京一極集中が叫ばれて久しいですが、いつまで続くのか?地方都市は確かに中心部を中心としてゴーストタウン化しています。私の田舎でも、昔の中心部の賑わいはほとんどなくなり、郊外型ショッピングセンター中心の基盤が出来上がっています。地方の再生とは言うものの、大変厳しい現実があります。
とはいっても、東京自体は既に飽和状態であり、長距離通勤も限界まで来ています。こんな不自由な街はないといっても言いすぎではないでしょう。
「ITが地方を救う」という言葉が一時ありましたが、それもままならない状況です。
今仕事で1件、賃料交渉をしています。東京のテナントの賃料は、空き室率が減少し、現在はどちらかというと貸し手市場のようですが、それも無視して賃料値下げをオーナーにお願いしています。案の定、オーナーはとんでもないというスタンスですが、こちらも粘り強く諦めずに頑張りたいと思っています。
今日はこの辺で。