村岡兼造の無念

自民党橋本派への日歯連からの1億円の闇献金事件が最高裁で結審しました。せっかく地裁で無罪判決を受けたものの、高裁、最高裁と有罪判決。会計責任者の自白のみが有力証拠として採用され、合議に参加したとされる野中元幹事長、青木元参院会長の二人はお咎めなし。
おそらく村岡さんも合議に参加していたのでしょうが、自分ひとりが罪にとわれ、野中、青木がお咎めなしという結果に我慢がならないのでしょう。
しかし、実際にこんな裁判があってよいものなのでしょうか?なぜ野中、青木が不起訴になったのか?国民の誰もが不思議に思うことですが、明確な回答はありません。ここに、検察と政治の訳の分からない世界が存在しますし、そんな検察の起訴方針に異議を唱えない裁判所のふがいなさも明々白々です。
日本の裁判官が一人平均、年間200~400件の事件を抱えているとのことですが、正に官僚的、流れ作業的な裁判に終始しているとしか言いようがありません。
こんな中、裁判員制度がまもなく始まりますが、一般市民の手で司法を改革するチャンスかもしれません。
今日はこの辺で。