洞爺湖サミット

やっと洞爺湖サミットが明日から開幕します。「やっと」というのは、あまりにも前置きが長いからということ。
かつてのサミットは、「先進国首脳が互いに膝をおってフェーストゥーフェースで気軽に国際経済を語り合う場」であったはずなのですが、次第に大げさになり、事前に事務レベルや閣僚レベルの会合がたくさんもたれ、本番のサミットは形式ばってきたように思われます。
サミットがどんな力があり、効果があるのかは、あまり検証されていませんが、どちらかというと形式主義になっていませんでしょうか。
国際問題を決定する機関としては国連がありますし、国連決議を無視するようなサミットの合意はありえません。これだけグローバル化が進み、年がら年中各国首脳が集まる場があるのですから、あえてG8サミットを開催する意義があるのか?
今日はこの辺で。