金沢・能登半島の旅

3日間の連休ということで、北陸旅行へ。9年ほど前大阪にいたときに、粟津温泉に社員旅行で行って以来の北陸への旅。1日目の6日は早朝の新幹線で東京-長岡、その後長岡-金沢-和倉温泉-穴水と電車を乗り継ぎ、最後はバスで輪島まで。最初和倉温泉に行く予定でしたが旅館が全て一杯。和倉温泉で途中下車し、温泉街まで行ってきましたが、ただ大きな旅館やホテルがあるだけの温泉。結果的には輪島を選択してよかったと思いました。輪島は地震の被害の大きかったところ。表面上はあまり地震の被害は見かけませんでしたが、街のところどころに空き地があり、大地震があったことを物語っていました。輪島は小さな漁業の町。港には漁船がたくさん繋留されていました。日曜日の早朝に港に行ってきましたが、残念ながら漁師さんも日曜日はほとんど休みとのことで、小魚のせりをやっているだけでした。
旅館は家庭的な雰囲気があり、くつろげました。建物は古いですが、女将さんの愛想は抜群に良く、こういった旅館こそが私の求めるところ。料理も最高に美味しい刺身を中心に、すばらしい味でした。
朝は有名な朝市。おばちゃん、おばあちゃんが通りに座り込んでいろいろなものを売っています。さすがに売りなれているおばちゃんたち。お客を誘い込む言葉もなかなか巧み。ついつい買わされてしまいます。ただ、輪島塗の製品に関しては、価格がピンきりで、素人では見分けがつきません。○千円でお箸を買ったのですが、果たしてその価値があるのか無いのか。
朝市をじっくりと見てからバスで金沢へ。北陸最大の都市だけあって賑やかな街。香林坊界隈は人が一杯。今私は宇都宮に勤務していますが、これといった観光名所も無い宇都宮と違って、兼六園のある金沢は観光客も多く、宇都宮の2倍3倍の喧騒です。昼食は香林坊近くの小さな路地にある割烹「かむら」に入る。そこで1,500円の加賀御膳弁当をいただく。すると出てくるは出てくるは、大変なご馳走です。これで1,500円は無いでしょう?3,000円の価値のある料理でした。
昼食のあとは兼六園、長町武家屋敷街、主計町茶屋街と徒歩で見て回って、最後は近江町市場で夕食の一杯。生きのいい刺身をここでも食べて、夜10時、夜行バスで金沢を後にしました。
今日はこの辺で。