映画「大鹿村騒動記」

先週土曜日、久しぶりに女房と映画鑑賞。場所は銀座の丸の内TOEI。銀座で映画を見るのは5年ぶりぐらい。
さて、この映画の主演は先日亡くなった原田芳雄。久しく主演はしていなかったと思われますが、彼の死期を知った監督が主演で迎えた?ともとれるような配役。脇役陣には主役を張っている佐藤浩一、松たか子を始め、三国連太郎岸部一徳、石橋蓮治など、個性派をそろえた豪華キャスト。その中に駆け落ちした妻役に大楠道代を起用しているのも不思議な配役。最近全く映画、テレビで見かけない人なので、なにかあるのかな?と勘繰ってしまいました。
さて、物語は長野県の山村に300年前から伝わる田舎歌舞伎をめぐる人間模様。原田芳雄が何となく似あわない役柄をこなしている感じで、しっくりきませんが、それでも笑いがある楽しい映画でした。
それにしても、映画の封切日に車いすで劇場に現れた原田さんの姿はやせ細って、老人そのもの。昨年の撮影時にはあれだけ若かったのに。数か月であれだけ病気が進行してしまうものかと驚きました。
71歳はまだまだの年齢。でも病気には勝てないのが人間の体です。
今日はこの辺で。