映画「悪党に粛清を」

武蔵野館にて久方ぶりの西部劇「悪党に粛清を」鑑賞。
19世紀半ば、日本でいえば明治維新のころ、デンマークから移住してきた兄弟がアメリカ中部で牧場を買い、妻子をデンマークから呼び寄せるところから話が始まります。せっかくアメリカの夫のもとに着いたものの、駅馬車に乗り合わせた悪党にその妻子が殺されてしまい、その犯人を射殺。ところがその悪党の兄がまたもや悪党で、復讐のドラマが始まるというストーリー。
あまり期待していなかったこともありますが、その分引き込まれ頼ませてくれました。
マッツ・ミケルソンは、デンマーク映画「偽りなき者」で冤罪の主人公の青年を演じましたが、この作品では、西部の荒くれ者を相手に、泥臭い役を好演していました。
アメリカは移民の国であり、決してイギリス人だけが移民してきたのではないことも認識できました。
単純なストーリーですが、こうした勧善懲悪ものが、なんだかんだと言って、一番わかりやすく、見やすい映画ではありました。
今日はこの辺で。