映画「ノクターナル・アニマルズ」

5月6日、日曜日、ギンレイホールにてアメリカ映画「ノクターナル・アニマルズ」鑑賞。まったく期待していなかった分、意外に楽しめました。
エイミー扮する経済的には恵まれているものの、精神的に不満がある中年女性のところに、20年前に別れた前夫から小説原稿が届く。彼は結婚当時から小説家を目指していたが、その才能に見切りをつけた女の方から別れた関係。精神的に不安定なところにこの小説が届き、その小説の中身に入り込んでいく。その小説の内容がギレンホール扮する別れた夫が新しい妻子とともに襲われ、妻子を殺されてしまい、夫は復讐のために刑事と一緒に行動し、ついには犯人を殺す・・・・・。
これが小説の世界のことなのか、現実のことなのかは、最後までわからないところが面白い。
元夫役のギレンホールは、その頼りない表情が秀逸で、エイミーの強気な女との対照が鮮やか。
それにしても、この映画冒頭の超肥満女性たちが踊る映像が何ともグロテスクで、この映画もグロテスクなのかと思いきや、それはなくて一安心でした。
今日はこの辺で。