日本映画「滝を見に行く」

映画「滝を見に行く」を18日、土曜日、ギンレイホールにて鑑賞。
この映画には、いわゆるスター俳優、有名俳優は一切出てきません。エンディングで出演者の名前は出てきますが、知っている俳優さんは皆無の、稀有な映画でした。そんな映画でも、有名俳優がたくさん出てくる大作の駄作よりはよっぽど楽しませてくれるのが映画の面白いところ。
紅葉見学のバスツアーに参加した7人のおばさんたちが山で道に迷い、一夜を明かす物語なのですが、それぞれのおばさんたちの抱える悩みがちりばめられたり、平凡なおばさんながら、何か取り柄があったり、意外なところで意外な発言をしてみんなの共感を得たりして、人間というのは個性の塊だなあと、つくづく考えさせられました。
そんなわけで、こういう役者さんのギャラが少ない映画でも、楽しめるということを感じた映画でした。
今日はこの辺で。