本日はギンレイホールに、ディカプリオがオスカーを獲った「レヴェナント蘇りし者」とジェイク・ギレンホールが熱演したボクシング映画「サウスポー」鑑賞。
前者はすざまじーサバイバル映画で、まず驚きはディカプリオがクマに襲われる場面。巨大なクマが人間を襲う様が迫力満点に描かれます。着ぐるみ人形ではあの迫力は出せないでしょうが、今日のCG技術はすごい。本物のクマに襲われているような生々しい場面でした。クマにさんざん痛めつけられても生き残ってしまうのが映画です。体中傷だらけになりながらも、生き延びて、最後はクマをナイフで一撃し、仕留めてしまいます。その後の場面は、極寒の中、全身水に濡れながらも、身体は徐々に回復し、最後はまさに蘇って息子を殺し男を仕留めます。非現実的ではありますが、場面の迫力にそんなことは忘れてしまう映画。最初は駄作だと思い、全く期待してなかった分、楽しめました。あの熱演はオスカーを与えても文句はないでしょう。
後者はよくあるボクシングと家族愛を一緒にした感動作。ロッキーでもあった話でしょうか。それでもこの手の映画は単純がゆえに観客を感動させてしまいます。
世界チャンピョンになったものの、そのキレやすい性格から嫌がらせの言葉に頭がカットして喧嘩を始めてしまい、止めに入った愛する妻が銃弾に当たり死んでします。人生の大部分を占めたであろう妻が殺され、自暴自棄になり幼い娘とも引き離される生活に。その後のストーリーは単純明快。再起して再び世界チャンピョンとなって、ハッピーエンド。ありふれたストーリーながら、こういうストーリーには感情移入してしまう不思議。
今日はこの辺で。