映画「ザ・イースト」

昨日、アメリカ映画「ザ・イースト」を新宿のシネマ・カリテにて鑑賞。
金曜日が一日中雪で、結局夜中まで降り続き、首都圏は大雪に。金曜日は内視鏡検査のある日で、雪が降っても関係なかったのですが、土曜日はすっきり晴れてほしかったのですが、寒い一日になりました。そんなわけで、近場での映画鑑賞。
「ザ・イースト」は、自然破壊をもたらす企業を標的にする環境テロ集団への潜入捜査に挑む女性が、彼らの理念に共感しながらも犯行を食い止めようとする姿を描きます。
薬害や環境汚染は今でもなくなっていませんが、中国などではどこまで蔓延しているかわからない社会環境です。しかし、この映画を見る限り、アメリカでも利益のためには環境破壊も辞さない企業があることを暗示しています。もちろん日本でも同じでしょう。
この映画は、アメリカ社会に現存する環境破壊企業を暗示しているだけでなく、日本でいま起きている原子力事故や原発推進に動く勢力の暗部を想像させる価値があります。
確かにテロ行為は許されませんが、「必殺仕置き人」的な、悪い黒幕を成敗する正義感は共感できるものがあります。
今日はこの辺で。