「1959年当時、フランスはアルジェリアの独立阻止のための戦争を行っていた」と言う事実自体、私は知りませんでしたが、今日はその戦争の悲惨な状況を描いた「戦場」と言う映画を鑑賞。
この戦争の存在自体、1999年までフランスは認めていなかったとのこと。フランス兵200万人が従軍し、2万人以上が戦死、アルジェリア側では30~60万人が殺害されたとのこと。
この戦争に疑問を持つ中尉を主人公に、極めて残忍な描写が繰り返されます。これは、正にフランスの当時の暗部をえぐり出さんとするような意図が強く感じられました。
この映画で描かれるのは、救いようのない戦争の悲惨のみであり、反戦を強くうたっているとしか言いようがありません。
今日はこの辺で。