重松清「きみの友だち」

重松清の「きみの友だち」が映画化され、7月から公開されるとの情報があったため、久しぶりに再読しました。やっぱり泣いてしまいました。
この小説は交通事故で足を怪我して、松葉杖が放せなくなった恵美ちゃんと、身体の弱い由香ちゃんのコンビ、そして恵美ちゃんの弟のブンとその友達のモトのコンビの二組のコンビを主題にして構成されており、しかも時間差があるため、映画化するにしても極めて難しいシナリオとなり、映画化自体が難しいのでは?と思っていましたが、さてどんな仕上がりになっているのか。公開され次第観に行くつもりですが、小説のよさを損なってほしくない、小説を裏切ってほしくないと願わずにはいられません。
由香ちゃんは死んでしまったけど、その分、恵美ちゃんに幸せになってほしい!!!
この本を読んで感動した読者はみんなそんな気持ちになるはずです。
今日はこの辺で。