石田衣良「眠れぬ真珠」

先週の「夜を守る」に引き続いて、石田衣良の「眠れぬ真珠」を読む。45歳の中年女性版画家が17歳年下の青年と恋に落ち、情熱的なときを過ごす話。主人公の女性は年上が故に最初は青年に引け目を感じるものの、女の性を正直にさらけ出す。そして青年もそれを受け止める?というよりも青年が積極的に年上女性を求める。青年もまた映画作家であり、芸術家同士の激しい恋が描かれます。
羨ましいような、信じられないような。
石田作品では珍しい?大人の恋愛もので、私の好みではありませんでしたが、大人の女の貪欲な性を知ったような気分にはなりました。
今日はこの辺で。