池井戸潤「民王」

池井戸潤の「民王」読了。
本日7月7日からTBSテレビの日曜劇場でまたまた池井戸潤作品「ノーサイドゲーム」がドラマ化され放映されます。「池井戸作品は枯れることがない」との新聞のコメントがありましたが、TVドラマ、映画でも引っ張りだこ。「ノーサイドゲーム」も彼の最新作なのですが、早くもドラマ化されるということで、各テレビ局、映画会社は虎視眈々と放映権獲得に躍起になっていると思われます。
「民王」も昨年かおととし、日テレかテレ朝の23:00以降の深夜時間帯に菅田正樹と遠藤憲一でドラマ化され、私も見ていました。テレビで見たのでストーリーがわかるので小説は読んでいなかったのですが、今回池井戸作品全制覇を目指して読むことに。
テレビで観たとはいえ、やっぱり小説も面白いというのが実感。総理大臣の父親と大学生で就活中の息子の脳みそが入れ替わってしまうことから起こるドタバタを、池井戸さんらしいユーモアで描いています。
映画「新聞記者」は政権やマスメディア、SNSを徹底的に批判する内容ですが、この作品も喜劇調に政権や政治家、マスコミをやんわり批判しているところがありました。池井戸潤は誰を総理に想定したのか?安倍さんであってほしくはないのですが。
今日はこの辺で。