映画「ラスト・ムービー・スター」

お彼岸の3連休の最終日の9月23日(月)、新宿シネマカリテにてアメリカ映画「ラスト・ムービー・スター」観賞。主演が80歳を超えたバート・レイノルズ。彼が自分の生涯をヴィック・エドワーズというかつての映画スターに置き換えて、落ちぶれた現在を反省を込めて演じたような、不思議な作品。

かつてのバート・レイノルズは、マッチョマンの肉体派で、ユーモアがある役者というイメージでしたが、80歳を超えた彼はすっかり痩せて、本人とは最初思えなかったのですが、変われば変わるもの。こんな演技ができるのかと感心した次第。

大映画祭と勘違いして招待された映画祭に顔を出すと、その映画祭は若い人の集まる小さな自主上映会のようなもの。かつてのスターは自尊心を気付くけられるものの、過去を振り返っていくうちに、自分の人生を深く反省することになり、かつての妻とも再開し、若者たちの映画祭に溶けこむというストーリー。

yahooレビューの特典が4.5と非常に高いことから見に行ったわけですが、小品ながらほろっとさせる佳作。なかなかいい作品でした。

今日はこの辺で。