映画「僕たちのラストステージ」「天国でまた会おう」「ブラインドスポッティング」

週末に映画散策観賞。

7日(土)は、ギンレイホールにて「僕たちのラストステージ」と「天国でまた会おう」

イギリス映画「僕たちのラストステージ」は、1930年代からハリウッド映画を支えたお笑いコンビのローレル&ハーディの晩年の伝記映画。二人は1950年代にはその人気も衰えており、イギリスに巡業に赴きツアーを重ねて次第に人気を取り戻すのですが、二人の間には次第に亀裂が生じ始める。デュエットコンビにはつきものの、コンビ解消危機。そんな危機を乗り越える姿が描かれます。結構泣いている観客がいたのには驚きました。

「天国でまた会おう」はフランスのサスペンフルな映画で、広いものの一作。第一次大戦終戦まじかの独仏戦。塹壕の中で命令を無視した将校の悪意で二人に兵士が生死をさまよい何とか生き延びる。しかし、若い兵士は顔を無残にも損傷し、復讐を誓う。同じくベテラン兵士は彼を助けて国家を相手に大きな詐欺を成功させる。フランス映画では最近珍しい、見ごたえ十分の映画で、最後には私も涙を目にため込みました。

8日(日)は武蔵野館で「ブラインドスポッティング」観賞。

「ブラック・クランズマン」も黒人と白人のコンビが主人公でしたが、本作も保護観察中の黒人青年と友人でトラブルメーカーの白人のコンビが主人公。保護観察の残りが3日間となった黒人青年が、ある夜、白人警官が黒人を後ろから銃殺するのを目撃する。これからの重い3日間が綴られるのですが、依然として大きな社会問題である人種差別を正面から取り上げた力作でした。

今日はこの辺で。