前川喜平氏講演

8月17日(土)、日本ジャーナリスト会議主催のJCJ賞授賞式に出席。
ネットで前日に探して見つけたのですが、特別講演として前川喜平氏の講演があり、かつ予約不要とあったため行くことに。
前川喜平さんはご存じの通り、安倍政権を批判しているリベラル派の旗頭。前川さんの講演というと、すぐに会場がいっぱいになるという人気者です。私もYouTubeなどで彼の講演を聞いていたのですが、生で聞くのは初めて。相当混むことを予想して30分前には会場のプレスセンターに到着したのですが、案の定、すでに席は6割がた埋まっており、その後続々と聴講者が増えて行き、多くの立ち見が出るほど。JCJの開会挨拶でも、これだけ席が埋まったのは何十年ぶりとのこと。前川さんの人気の高さがわかります。
その講演のタイトルが、「安倍政権とメディア」。読売新聞の記事でいらぬ疑いをかけられたことも含め、現在のメディアが政権に遠慮して政権批判していないことなど、極めて説得力のある口調で講演し、喝さいを浴びていました。ご本人は自分は憂苦ある告発者ではないとおっしゃいますが、官僚のトップを務めた方が、これだけ政権批判をするのはやはり稀有な、勇気ある行動。今後もぜひリベラル勢力の象徴として公演を続けていただきたいと思います。併せて、これだけ政権批判をしてることは、身の危険も大きいことですので、身辺の安全確保にご注意していただきたいものです。
今日はこの辺で。