映画「名もなき野良犬の輪舞」

韓国映画名もなき野良犬の輪舞」を5月13日(日)新宿武蔵野館で鑑賞。韓国映画というと、シネマート新宿が老舗で、韓国映画ファンとしてシネマート新宿に通い続けていますが、久しぶりに武蔵野館での韓国映画武蔵野興業株主優待券を利用して鑑賞しました。
先日シネマート新宿で鑑賞した「殺人者の記憶法」の主演男優であるソル・ギョングと若手のイム・シワンがW主演。ソル・ギョングの貫録とイム・シワンの若さがあふれる韓国ノワールで、暴力描写たっぷりの作品。
香港の名画、「インファナル・アフェア」を彷彿とさせるような、やくざ組織にスパイとして放り込まれたイム・シワン扮する若手刑事。刑務所で組織の幹部であるソル・ギョングに近づき、出所後その組織の一員となり、警察側の女上司の指令により、大きな取引を上げようとするが、最後はその女上司まで殺害して、暴力組織のトップにのし上がるまでを描く。
ソル・ギョングの苦笑いしたような演技は、すべてをお見通しのような存在感を放ち、イム・シワンは大物に成長していく過程がうまく描かれている、韓国ノワールの高作品となっていました。
今日はこの辺で。