映画「ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~」

3月11日は東日本大震災から7年目となる日。私が初めて被災地を訪れたのが、震災から3か月ほど経過した2011年6月、石巻でした。当時はまだ石巻市街の商店街ががれきや泥掃除をしているような時期。ほんの数時間の滞在でしたが、被害のすごさは実感できました。1年後にボランティアツアーに参加し、陸前高田へ。一拍でしたが、側溝のどぶさらいを経験しました。そのとき印象に残ったのが、ボランティアのリピーターが多かったこと。夜若者たちと酒を酌み交わし、語り合ったことがいい思い出でもあります。その後3年前に同じく石巻に妻といき、復興状況を観ましたが、道半ばという状況。そして今年の一月、釜石に旅行して、旅館の奥さんから貴重な震災体験を聞けたこともいい思い出になりました。
都合4回訪れましたが、まだまだ行き足りない、もっと何か現地でできることがあるのか、自分自身に語りかけている毎日です。
そんな昨日の3.11に映画「ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~」を鑑賞。
ナチスドイツがポーランドに侵攻し、ワルシャワで動物園を経営していた夫婦が、その動物園の地下にユダヤ人をかくまう話。「女神の見えざる手」のジェシカ・ジャスティンが主演と会って期待して観に行きました。映画の出来栄えはそこそこでしょうか。ただ、ジェシカ・ジャスティンは女神・・・とは全く違う役柄で、女神を観てしまうと、何か物足りない感じを受けます。彼女らしさは、やはり女神やゼロ・ダーク・サーティーのようなたくましい女が似あうと思いました。
3.11に結びつければ、困難にあっている人たちの立場に立って、行動したその勇気ある行動はあっぱれであると感じた次第。
今日はこの辺で。