推理作家、中山七里の「静おばあちゃんにおまかせ」読了。
元裁判官の静おばあちゃんが、難解な事件をいとも簡単に推理して解決してしまうという軽妙な推理小説。若い警視庁刑事の葛城と、彼の彼女の円さん、そして円のおばあちゃんが静さん。
この三人が難事件に挑む連作短篇が5話。パターンはみんな一緒で、事件が発生し、解決に時間がかかっていることから本庁の管理官が葛城に依頼し、葛城が円に解決を依頼し、円が静おばあちゃんに相談して犯人を推定し、葛城が円と一緒に関係者を集めて推理を披露し、すべて犯人が降参。
こんな事件で冤罪を作るのか?と、警視庁をバカにしたような話もありますが、これもご愛嬌。
頭の疲れた時などは軽い話なので、ストレス解消によろしいかも。
今日はこの辺で。