映画「マジック・イン・ムーンライト」「バードマン」

本日ギンレイホールにて、「マジック・イン・ムーンライト」「バードマン」鑑賞。
マジック・イン・ムーンライト」は、ウッディ・アレン監督作品ならではの雰囲気(表現が難しい)を持つ、明るい恋愛映画。マジシャンの男性をコリン・ファースが演じ、霊能力を持つ女性のいかさまを暴こうとしているうちに、お互いに恋心をもって、最後は絵にかいたようなハッピーエンド。楽しめました。
「バードマン」は、昨年のアカデミー賞受賞作品ながら、女房が先行して観ていて、その感想は芳しいものではないため見るかどうか迷いましたが、時間はたっぷりあるので観ることに。
あまり期待していないと、その分良く観えるもの。私の感想としては及第点でした。20年も前にヒーロー映画の主人公を演じたかつてのスターが、自分で製作、脚本、演出、主演する演劇を成功させるため悪戦苦闘する物語。過去の栄光を忘れられない自分との葛藤を迫力ある映像で描きます。ハリウッドの人たちはこういった映画に好んでオスカーを与える傾向があると聞きましたが、その通り。娯楽作品でもなく、かつ哲学的でもない不思議な映画でした。
今日はこの辺で。