映画「サンライズ」

東京フィルムセンターにて、8月29日に約90年前のアメリカ映画「サンライズ」鑑賞。正確には1927年の製作で、もちろん無声映画ですが、音楽はついていました。残念ながら英語に字幕は出るのですが、その日本語訳は画面に出ず、少ない英語の知識で英語を読み取る形。ただし、観客用にあらすじをワンペーパーで事前に配布していたので、英語が全く分からなくても筋は理解できます。単純な話なので、そのワンペーパーがなくとも、見ていれば理解できるでしょう。
その筋は、田舎で牧場を営む夫婦がいて、そこに都会から来た女が夫を誘惑し、妻を殺すようにそそのかします。都会の女の魅力に取りつかれた夫が本当に妻をボートの上で殺そうとしますが、さすがに良心が許さず殺せません。妻は必死に逃げ、夫は妻を追い懺悔します。仲直りした夫婦がボートで家に帰る時に突然の嵐が来て二人とも遭難し、夫は岸に流れ着きますが妻は見つかりません。夫は自分をそそのかした都会の女を殺そうとしますが、その時妻が無事であったことが知らされます。
極めて単純なストーリーですが、この映画は歴代映画の傑作の一つに数えられているとのこと。90年前にこれだけの映画を作りえたことの賞賛なのでしょう、
今日はこの辺で。