11月30日(土)、ギンレイホールにてアメリカ映画「ワイルド・ライフ」鑑賞。
日本でも3組に1組のカップルが離婚し、毎年20万人のひとり親家庭が生まれており、そのほとんどが母親に引き取られているとの新聞記事あり。記事では、離婚時に取り決めた養育費の支払いが1年たつと滞り、シングルマザー母子の生活環境が苦しくなっているとありました。男親の責任を果たしていない無責任者には憤りを覚えますが、離婚の原因を作るのが男であるならば、そんな男に責任論をぶつけても致し方がないようにも思います。
この映画は、失業して職を探そうとしない夫に愛想をつかし、妻が働き始める。夫はボランティアのような山火事消防隊に加わり、家を出ていく。その間、妻は不倫して帰ってきた夫と同居できず家を出ていく。そんな夫婦関係崩壊のもとで、一人息子の少年が悩み苦しみ、何とかよりを戻させる動きをしようとするのですが・・・・。映画は親子3人の写真を撮るところで終了しますが、この家族に未来はあるのか。その判断は観客にゆだねられます。
結局、離婚で大きな被害を受けるのは子供たち。それでも別れていく夫婦と言うのは、子供から見れば無責任以外の何者でもありません。
結婚せずに自らシングルマザーの道を選ぶ女性も多いのですが、そのほとんどが貧困で苦しんでいるとの実態もあります。子供に責任を持てないような人たちに子供を創る資格はないと思うのですが。
今日はこの辺で。