映画「最後の決闘裁判」

リドリー・スコット監督作品「最後の決闘裁判」を下高井戸シネマにて鑑賞。14世紀フランスでの史実に基づく話を映像化した、現在に通じるミステリーかつ人間ドラマである。

二人の男に一人の女が主人公。男女二人は夫婦であるが、そこに美男の男が絡み、女の心がどこにあるかが最大のミステリー。妻は夫に愛されているのか疑問な日々。そこに猛烈にアタックしてくる男。夫が留守の時に男が強引に妻を犯し、妻は姦淫されたと夫に訴える。国王は決闘裁判で決着せよ、といことになり、二人の手に汗握る決闘シーンが山場を迎える。

この話を三人三様の話として描いているところがミソ。妻は本当に犯されたのか?夫が留守にするときに、姑が出かけてしまい、妻一人となり、そのすきを狙って男が現れるのだが、これは誰かが仕組んだのか?妻が本当に好きなのは誰なのか?2時間半以上の長編作ながら、ミステリーなドラマ展開で、飽きさせることがない作品でありました。

マット・ディモン、アダム・ドライバーベン・アフレックスという豪華男優人に、魅力的な女優、ジョディ・カマーの美貌が光っていました。

今日はこの辺で。