映画「アワー・フレンド」「1秒先の彼女」

本日2月25日(金)、ギンレイホールにて映画鑑賞。

アメリカ映画「アワー・フレンド」は、英語では「Our Friend」。英語表示で初めて映画の内容が理解できた次第。アワーのカタカナだけでは何のことやら?

二人の娘がいる夫婦がアワーで、フレンドが男の友達。これはLGBT映画ではないが、友達が夫婦一家に溶け込んで、特に妻がガンで余命宣告を受けた一家の支えとなって献身的に助ける姿を描く。夫は戦争ジャーナリストで、世界中を取材で回る忙しい身。そんなときに妻が余命宣告を受け生活が一変。そこへ夫のかつての親友が手を差し伸べるが、決して奥さんに言い寄るような人間ではなく、彼も心に深い傷を持つ身で、一家を何とか助けようとする姿が痛ましい。

台湾映画「1秒先の彼女」は、ファンタスティックなラブコメディー。郵便局で働く彼女は、ある時1日24時間の時間を喪失してしまう。素敵な男性とデートの約束があったのに、その一日が失われたのだ。おまけに寝覚めたときは日焼けがいっぱい。彼女はその理由を探すことに。これが第一話。そして第二話は、彼女が少女時代に病院で出会った少年がバスの運転手となり、彼が彼女に思いを寄せる話で、そこに1日の喪失の秘密があったという展開。正にファンタスティックな展開で、時間が止まり、人間の動きも24時間止まっている間に、彼が彼女をかつての思い出の場所に連れていく。台湾映画は希少だが、日本で公開される映画は、それなりにクォリティーが高いのですが、本作も突拍子もない展開ではあるものの、楽しい映画でありました。

今日はこの辺で。