ベルギー映画「裁判の行方」

珍しいベルギー映画「裁判の行方」を東京フィルムセンターで鑑賞。知る人ぞ知る東京フィルムセンターは、東京駅からほど近い京橋にありますが、定期的に特集映画を上映しており、520円の低額料金もあって、いつもかなり混んでいます。今日鑑賞したのはヨーロッパ特集としてベルギー映画「裁判の行方」。
パーティーの帰りに寄ったガソリンスタンドで給油し、その間妻は目の前の自販機コーナーでパンを買いに行くのですが、そこで暴漢に襲われます。妻は殺され、幼い子供も車で轢かれて亡くなり、夫は暴行を受け2週間意識を失う大けが。犯人は夫の記憶通りつかまりますが、裁判の手続きミスで犯人は釈放されてしまい、夫は復讐を果たし、裁判の手続きミスへの挑戦としtれ裁判員裁判に訴えます。
最後の字幕で、ベルギーでは検察の手続きミスで犯人が釈放されてしまう事件が年間数十件あるとのこと。日本では信じられませんが、ベルギーではなんら化に事情でそうしたミスが発生し、真犯人がいとも簡単に釈放されている事実があるとのこと。こうしたベルギーの四方への批判を込めた映画の色が濃い作品。ベルギーならずとも、日本でもこんなことが起こったら、大変な騒ぎになるでしょうが、まさか簡単に釈放はされないのではないかと思うのですが。
今日はこの辺で。