映画「ショート・ターム」

日曜日の14日、新宿シネマカリテにて「ショート・ターム」鑑賞。
予備知識なしで見たのですが、辛い映画でした。そんな中、ハッピーエンドで終わったのは、救いでした。
親の暴力などで行き場のない子供を収容する養護施設が舞台。そして、そこで働く男女の主人公もまた、そうした施設で育った人。自分の育った環境があまりにもひどかったことから、収容された子供たちには細心の注意を払って、同じような思いをさせまいと奮闘する女性の気持ちが伝わります。彼女の悲惨な経験が語られるとき、その親への怒りが自然に湧きあがります。
日本でもたびたび報道される親による子供への虐待。これは世界共通の最も悲惨な家庭環境であり、根絶しなければならないこと。でもそれができない現実。
養護施設で働く二人が結ばれ、幸せな家庭を築いてくれることを切に願った映画でした。
今日はこの辺で。