映画「ゴールデンスランバー」

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本日封切の映画「ゴールデンスランバー」を吉祥寺にて観賞。井坂幸太郎の原作を昨年読みましたが、期待したほどの読後感がなかっただけに、映画はどうなのか?
「ジェネラルルージュの凱旋」と同じ監督、そして主演も同じ堺雅人、ヒロイン役も同じ竹内結子とくれば、前作がなかなかの傑作だっただけに期待してみました。
結果としては、前作ほどの盛り上がりはありませんでしたが、エンタテイメントとしてはよく出来た作品。期待は裏切られませんでした。
主演の堺雅人は、ジェネラルルージュの堂々たる医師とは正反対に、何となく頼りない役をうまく演じていました。学生時代の描写が繰り返し出てくるのですが、彼の場合、実年齢に比べ風貌が若く、学生を演じてもそのままで違和感がありません。これは役者として損か得なのかは分かりませんが、今日の作品に限っては得な方。
香川照之がこの映画にも出ていました。本当に売れっ子です。伊藤四郎の父親役は得な役柄。それにしても、あれだけはっきりと自分の息子を信じられる親のすごさ。そして、そんな親に育てられた息子の幸せ。
昨日の夜は、「オーシャンズ」鑑賞。こちらは期待したほどの作品ではありませんでした。
今日はこの辺で。