新宿住友ビル４８階に「平和祈念展示資料館」という展示場があり、戦争の悲惨さを語り継いでいこうと、各種資料が展示されています。この組織が時々開催するフォーラムに行ってきました。会場は新宿ではなく、虎ノ門の消防会館ホール。
女優の赤木春恵さんが自分の体験を朗読し、その後に二人の戦争体験者の話、そして最後に赤木春恵さんを交えたトーク。
赤木さんは満州生まれで、その後京都に住み、戦争中に再度疎開目的で満州に渡り、女優を続けたとのこと。そして終戦。１年後に日本へ帰還した体験を語られました。
その後のお二人の戦争体験は大変に厳しいもの。赤木さんを含めた３人の戦争体験者が強調していたのは、絶対に戦争をやってはいけない、命を大切にしなければいけない、ということ。
こうした戦争体験者がだんだん少なくなってきている現在、戦争への恐怖や悲惨さを語り継ぎ、平和を守ることの重要性を若い人たちが心の底から思うようになることを祈念するのみです。
今日はこの辺で。
