3連休の過ごし方

久しぶりの3連休でしたが、暑さしのぎの3日間でした。
土曜日は池袋の芸術劇場でミュージカル「マイフェアレディ」の観劇。最近のシネコンは席が柔らかくてゆったりしているのですが、演劇場はどこも堅い椅子と狭い隙間。それを中間の20分の求刑をはさんで3時間10分の長丁場。芝居の中身は別として、疲れました。特に上半身ばかりに脂肪がついて重くなっていることから、硬い椅子ではお尻に重圧がかかり、それを緩和するため、どうしても体を動かすので、隣の妻から支持鉄が飛ぶことしきり。宝塚のトップをやった霧矢大夢さんの歌唱力と踊りには満足したものの、しばらくは観劇は遠慮したい気分。
日曜日は夏の高校野球東京都予選を駒澤球場で観戦。第一試合は錦城学園と日大富山の私立高校対戦。錦城学園が途中まで頑張ったものの日大に軍配。
第二試合は太田桜台と東高校の都立同士の戦い。太田桜台が先行したものの、地力がやや上の東高校が競り勝ちました。太田桜台高校の野球部員は9名+若干名のような寂しい布陣。それにしては頑張った方でしょう。
野球観戦後は、飯田橋ギンレイホールにて日本映画「モヒカン故郷に帰る」鑑賞。モヒカン頭の松田龍作の息子が瀬戸内の島に彼女と帰って、がんに侵された父親とのひと時を過ごす話。モヒカン役の松田は適役。もちろん父親役の柄本明も好演。
本日の月曜日は、午前中新宿シネマートにて韓国映画「暗殺」をまず鑑賞。1933年頃のソウルと上海を舞台に、統治国日本の軍人の暗殺を企てる韓国人組織の動きを描く。日本人の非人間的行為と、そんな日本人に同調して富を蓄える朝鮮人の浅ましさを強調した映画で、日本人的には気分のいい映画ではないのですが、こんな映画も堂々と上映できる日本の今の民主主義は誇れるものかも。ヘイトスピーチを行う在特会や一部右翼の人間からは非難されそうですが、私はエンタテイメントとして十分に楽しめました。
午後二時からは新宿住友ビルにある平和祈念展示資料館で、満州からの引き上げの労苦を描いた一人芝居を観劇。昭和20年8月9日に中立条約を破って満州に侵攻したソ連軍に追われて何十里も歩いて逃げて、その間老人や子供がたくさん亡くなっていく様子を女優さんが一人芝居で見せてくれました。こうした労苦や苦難を生み出す戦争は決して再発させてはならないとつくづく思います。
その後は新宿バルト9で「too young to die」鑑賞。これに関しては論評のしようがない映画。私にはまったく理解不明な映画でした。
今日はこの辺で。