映画「育子からの手紙」

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泣かせる題材をそのまま泣かせる映画にした「育子からの手紙」鑑賞。
予備知識がある場合になく映画と、全く予備知識がない場合に感動してなく映画があります。私の場合この映画は前者。Yahoo映画レビューでも、泣かずにはいられないという方が多かったので、最初から泣く準備をして映画館へ。そして、案の定泣いてしまいました。内容は単純なもの。ガンに侵された少女が、たまたま病院で隣のベットに来たおばさんと仲良くなり、二人の手紙の交換があり、最後はお決まりの悲しい別れ。極めて単純で、題材としてはありふれています。それでも感動を呼ばせる映画に仕立てるのは監督の技か?それとも誰でも出来ることなのか?
それにしても、これだけ感動を味わえる作品が東京で一館のみ上映。これから順次拡大するようですが、それでも普通の映画館ではなく、市民会館などでの上映が中心。
昨日映画製作現場のスタッフの不安定な職場環境を聞いてきましたが、こうした単館系の映画製作の裏では、スタッフの大変な苦労があるのでしょう。
少女と手紙の交換をしたのは原作の作者。その役を原日出子が演じていましたが、優しいおばさん役を好演していました。重そうな身体を、足を引きずって歩く姿は真に迫っていました。
さて長い連休も今日で最後。あっという間に過ぎた五日間でした。
今日はこの辺で。