またまた「赤・あさま山荘」

下北沢で「実録連合赤軍あさま山荘への道程」を上映しており、上映後若松監督のトークショーがあるということで、3度目の鑑賞。勿論同じ映画を映画館で3度も観るのは初めて。監督のトークショーを見るのも初めて。
上映している映画館は客席が50席もないような小さなところ。観客は2/3ぐらいが埋まっていたでしょうか。但し、客席に段差がなく、スクリーンも小さくて、特別高いところにあるわけでもないため、前の人の頭で画面が全部見えないようなところ。何か存した気分。
それでも映画は観るたびに驚愕を覚えます。ヒトラースターリン並みの粛清や虐殺が、小さな集団でも発生した事実を突きつけます。
若松監督のトークはなかなか楽しいもの。映画製作に傾ける若松の情熱が垣間見えました。
彼の映画製作の原点は権力への反発。決して権力に組しない反逆の精神を有していますが、しかし、こと生きると言うことに関しては、現実的。年越し派遣村に関しても、かなり厳しい意見を持っていました。それでもやはり彼の生き様が、説得力を持つのは確かです。
今日はこの辺で。