深谷忠記「審判」

深谷忠記「審判」を読む。深谷忠記は初めて読む作家。なかなか面白くて、どんどん読み進められました。
8歳の少女が殺され、犯人として23歳の学生が逮捕される。捜査段階で自供したものの、裁判では無罪を主張。しかしながら、懲役15年の判決を受ける。間違いなく冤罪であることが解る展開であるが、真犯人は誰なのか?そして最後のあっと驚く真犯人。
これまたありえないようなラストの展開ではありますが、推理小説としてはまあまあの出来栄え。
深谷作品を何冊か読んでみようと思っています。
今日はこの辺で。