アメリカ発世界恐慌の前触れ?

アメリカの証券大手リーマン・ブラザースがあっという間に倒産、同じ日にメリル・リンチがバンカメに買収され、翌日にはAIGに政府資金投入と、すさまじい勢いでアメリカ金融界の再編が進んでいます。勿論発端はサブプライムローン問題。誰がこんな事態を予測したでしょうか。
アメリカ経済はかつての日本のバブル崩壊後の長いトンネルに入るのか?
1929年のアメリカの株大暴落は世界恐慌へと突き進みました。今回はどうか?
今のところ日本では、それほどの大問題と捉えていない節があります。もともと実体経済がよいとは言えない日本では、バブル後の長期不況を経験しており、危機感が乏しいのかもしれません。
なおかつ、かつてのアメリカ一辺倒の貿易が中国にシフトしていることも影響しているのでしょう。
それにしても、少なからずズシリズシリと影響は出てくるはずです。なぜなら、外貨準備高が中国についで世界2位の保有高を誇っており、その価値が目減りするのが間違いないからです。
外貨は簡単には円に化けずに、ただ帳簿上にあるだけと言う面があります。
経済学の勉強になってしまい、馬脚を見せそうなのでこの辺で。