宮本信子のうまさ

金曜映画の日の25日夜、「眉山」観賞。眉山とはなんぞやと思ったら、徳島の山のこと。すなわちこの映画は阿波徳島を舞台にしたお話。私生児として育った娘とその母親の人間ドラマ。娘が松嶋菜々子で、相変わらずの大根演技。(でも私は好きなのですが)
母親役の宮本信子は何年ぶりかの映画出演とのことでしたが、”さすが”と言わしめるすばらしい演技と存在感でした。がんで余命いくばくもない母親は自分の病気を含めて、全てを承知している気丈な女。でも、その命の源は娘の存在だけ。
最後の献体者である母親が残したメッセージが全てを語ってくれました。そして私はいつもの通り泣いてしまいました。
宮本信子のすばらしい演技には誰もが感動を覚えるでしょう。是非観て下さい。
今日はこの辺で。