映画「8月の家族たち」

アメリカ映画「8月の家族たち」をギンレイホールで鑑賞。ギンレイホールは日本で唯一?の年間パスポート発行映画館だけあって、いつも満員に近い盛況。平日に行ったことがないので、同じように盛況なのかは不明なのですが、年間全部見るとすると1本当たりの鑑賞代は200円ちょっと。(2週ごとに作品が変わり、2本立てのため年間50本、これを10,800円で観られる)
会員が何人いるかはわかりませんが、ほとんどのお客さんが年間パスポートを使っているとすると、採算性はどうなのか?興味のあるところです。
さて、「8月の家族たち」は、実はあまり期待ししていなかった映画でした。予告編を武蔵野館で何度か観ていて、なんとなく)ところが今日観てみて、見ごたえのある映画であり、星4個は個人的には星4個。
母親役のメリルストリーブはさすがに大女優。文句のつけようのない名演技。前回見たのが「サッチャー」でしたが、それ以上の迫力ある演技でほかの役者を圧倒していました。ジュリア・ロバーツが準主役でしたが、彼女もずいぶん歳を重ねた感じ。個人的にはあまり好みではない女優さん。この役をシャーリーズ・セロンあたりがやったら最高ではないかと思った次第。
この映画の面白さは、母親と自殺した父親、娘3人、その旦那やフィアンセ、叔父、叔母の親族全員が幸せな生活を送っていないという中で、入りいろな葛藤が描かれるところ。特に母親役はメルリストリーブ以外は考えられないような映画でした。
今日はこの辺で。