銃社会の恐怖

折りしもアメリカと日本で拳銃による射殺事件が発生しました。片や銃社会アメリカの大学での32人にも及ぶ大量射殺事件。片や日本では選挙運動中での現職市長候補者の射殺事件。いずれも大きなインパクトのある大きな事件でした。いずれも動機がまだはっきりしませんが、アメリカの事件では孤独な韓国人留学生が犯人ということで、アメリカでの韓国人への八つ当たり的な報復事件が心配です。また、日本では長崎市長選が絡んで、今後選挙がどうなるのか、事件の背景とともに心配でもあります。
さて、今日の主題はやはり銃社会の恐怖です。アメリカでは犯罪歴がなければ誰でも気軽に銃が買えるということです。その結果、アメリカには2億丁近くの銃が存在するとのこと。その結果として、今回のような乱射事件が度々起きているほか、日本では報じられませんが、その他たくさんの一般人による射殺事件が発生していることが想像されます。それに対して日本では、銃による犯罪はどちらかというと暴力団がらみの抗争など、一部の特殊な集団の犯罪に使われるのが特徴だと思われます。日本では警察官も普段は拳銃を持ち歩かないのが普通であり、持ち出す場合はかなりの規制があるとも言われています。
やっぱり拳銃はそんなに簡単に手に入ってはならない、危険な持ち物であることを認識するべきでしょう。よく偽札を作ったり手に入れた人間は、それを使いたくなるといいます。同じように拳銃を手に入れた人はそれを使ってみたくなるのではないでしょうか。日本の今回の市長射殺事件は許されるべきものではないでしょうが、せめてもの救いは、犯人が暴力団の構成員だったことです。一般の人が犯人だったら更なるショックがあったでしょう。日本では決して銃社会を許してはいけないことを肝に銘じましょう。
今日はこの辺で。