映画「あかね空」観賞

金曜映画の日の今夜、山本一力直木賞受賞作の同名小説を映画化した「あかね空」を観賞。映画館に入ると観客は本当にまばら。ほんの20名ぐらいしかいないのではないかと思えるほど閑散としていました。でも映画自体は好作品。小説は随分前に読んでいましたが、ほぼ小説どおりのストーリーであり、江戸時代の市井の商売人家族の群像が描かれています。そして、子供の放蕩に苦労する場面は現代にも通じる親子の物語です。
それにしても中谷美紀は今最も乗りに乗っている女優さん。「嫌われ松子の一生」で女優賞をとりましたが、「あかね空」でも存在感あふれる演技を披露しています。そうですね、鈴木京香と双璧ぐらいに今光り輝いている女優さんでしょう。
今日はこの辺で。