組織における協調性について

どこの会社や団体にも、協調性のない人間は必ずいるものだと思います。単に「協調性」と言っても、それがいいものなのか、時には邪魔になる場合もあるかと思いますが、チームワークが大切な従来的な日本の会社組織では、仕事が出来る者よりも、協調性のある人間の方が扱いやすく、しかも組織の効率化が図れます。極端なことを言えば、仕事が少しぐらい出来なくても、協調性がある社員の方が、仕事が出来ても協調性がない社員よりも、その組織にとっては優位な存在となり得ます。
たまたまそういった社員を抱えたがために、周りが苦労しているケースを身近に見ているのですが、その社員のおかげで、周囲の人間もいやな思いをしてしまい、結果として組織の効率化がはなはだしく阻害されてしまいます。こういった社員を異動させようにも引き取り手がいないため、結局何も仕事を与えられず、当の本人もストレスがたまり、ますます周りとの協調性を失っていきます。
そうした社員を抱えた組織は、ある種爆弾を抱えたようなもので、管理者の管理能力が問われることになりますが、決定的な手段が見つからないのが現状です。解雇が法律的に出来ない現状では、何とか静かにさせておくしかないのが、唯一の方法なのです。
今日は愚痴ともつかない変なことを書きました。
今日はこの辺で。