またまた頭にくる役所の不祥事

また頭にくる役所の不祥事が発覚しました。奈良市の42歳の清掃職員が5年9ヶ月の間、たった8日間しか出勤せず、その間給与をほぼ100%支給されていたと言う、とんでもない内容。当該職員はその都度病欠届けを出していたとのことですが、実際には親族の経営する建設会社の担当として、役所の仕事を相当数獲得し、堂々と元気な姿をみんなの前にさらけ出していたようです。また、同和団体の交渉役としても活動していたようです。
どうしてこんな常識はずれな自体が許されるのでしょうか。考えられるのは、当該職員が同和団体に属し、その地位を利用して市役所の誰にも口を出させない環境が出来上がっていたことが考えられます。勿論これは本人が最も悪いのでしょうが、役所の人間にも相当大きな責任があります。腫れ物に触るような雰囲気が醸成され、当該職員もそれが当たり前のように考えてしまったのでしょう。市長はこの職員を懲戒免職にし、給与も返還させるとのことですが、市長を筆頭として役人にも相当の責任を取ってもらわなければならないでしょう。私は奈良市民ではないので何ともいえませんが(既に言っていますが)、奈良市民の憤懣は相当なはずです。
そしてもう一つ、大阪の同和組織の飛鳥支部長が不正を働き騒ぎになりましたが、今回再び同和組織の人間の不祥事です。これではまじめに同和問題、人権問題に取り組んでいる方たちがあまりにもかわいそうで惨めです。同和組織の人間全てが同じような目で見られてしまう恐れもあります。どうか自分の地位や役職などを利用することではなく、みんなのために活動してもらいたいものです。不祥事で迷惑するのは組織の人間だと言うことを自覚していただきたいものです。
今日はこの辺で。