職人技

昨日、今日は三軒茶屋の大道芸の日で、今年が10回目の記念の年でした。去年も行ってきましたが、今年もたっぷり職人技を見てきました。年々人でも多くなっているのでしょうか、人気のパフォーマーの場所は超満員。相当盛り上がっていました。私が見たのは若手ジャグラー目黒陽介の芸と、中国雑技団のアクロバット演技。どれも正に職人技。才能の上に築き上げられた日々の訓練による神業とも思える芸で、とにかく楽しませてくれます。大道芸は井の頭公園でしょっちゅう見ていますが、三軒茶屋の毎年1回の大会はどれも優れもので、一見の価値があると思います。
大道芸を見て帰る途中で菊花賞をとある飲食店のテレビが映し出していました。今年も3冠がかかったレースでしたが、優勝したのがあっと驚く18番の人気薄の馬。3冠のかかったメイショウサムソンは4着ぐらいに沈みました。最近の菊花賞は荒れることで知られていますが、今年も荒れてしまいました。
勝ったソングオブウインドは、数年前のマンハッタンカフェと似たケースの馬。今日のレース内容からして決してフロック勝ちではないでしょう。まだ2勝馬ながら4着以下がないという堅実な馬でした。今日のレースで才能が開花し、有馬記念、来年の天皇賞には有力な候補となると見ました。
来週の天皇賞には、結局ディープインパクトは出走しないことになったようです。楽しみにしていただけに残念ですが、ジャパンカップまで楽しみに待っていましょう。
ジャパンカップは勿論ディープが最有力ではありますが、今日の1・2着馬はダークホースとして面白い存在と見ました。
最後に日本の核保有議論について。今日テレビを見ていたら、江川さんがいいことを言っていました。議論をすることの意味について、殺人という犯罪について議論することと日本の核保有に議論することが同じようなもの、と言っていました。正にそうなのです。中川が何と言い訳しようと、議論すること自体が殺人と言う犯罪がいいことか悪いことかを論ずるのと一緒なのです。犯罪をいいことだとする議論はないのです。これは決して言論封殺ではないことは誰でもわかるでしょう。
今日はこの辺で。