山梨県鳴沢村コンビニ駐車場殺人事件

先日は山口県光市の19歳の未成年による母子殺人事件について触れました。最高裁で逆転の死刑判決があるかもしれないが、おそらくは無期懲役になるだろうと私は予測しました。
さて、今日の夕刊に2004年に起きた山梨県鳴沢村のコンビニ駐車場殺人事件の判決が甲府地裁であったことが報じられていました。2年ほど前の事件なので覚えている方もいるかと思いますが、今日の記事を読むと、全く理不尽な事件です。犯人の当時45歳の男は、借金の苦痛から逃れるために、刑務所に、入りたいと思い、たまたまコンビニの駐車場にいた被害者の19歳の女性の胸を、数回刺し殺したと言う事件です。 
犯人はその女性とは全く面識がなく、まさにたまたまそこにいただけで、殺されたのです。判決は、求刑どうり、無期懲役となりました。
さて、あなたがもし、被害者の女性の家族だったら、無期懲役で納得するでしょうか?犯人は、借金の苦痛から、逃れる選択肢として自殺も1度は考えたでしょう。しかし、犯人は、自殺を選ばず、刑務所に逃げ込もうとしたのです。なぜなら、その犯人は「死」が怖かったのです! そんな犯人にとって、無期懲役と言う判決は満足だったはずです。なぜなら、無期懲役であれば存命中に仮釈放の可能性もあり、さらに、病気か、寿命がこない限り、死なないからです。 この事件をもう1度考え直してください。
今日はこの辺で