再び光市母子殺人事件

今日は久しぶりに銀座で夕食。銀座に来るのも1年ぶりぐらいでしょうか。銀座にもこんなに気さくで家庭的な店があるのか!というほど感じにいい店でした。お値段も安く、ボリュームも満点で100点満点でした。今度是非女房を連れて行きたいと思いました。
さて、このブログでも以前書きました光市の母子殺人事件の最高裁の審理が昨日結審しました。1審、2審とも無期懲役で、上告審で死刑判決が出るか否かが最大の焦点となった裁判です。この事件に関しては、被害者の夫であり父親でもある本村洋さんが積極的にマスコミに顔を出し、裁判所が死刑にしなければ自分の手で殺したい旨の発言をし、賛否両論の意見が飛び交いました。最高裁の判決が出るまで、いや出てからもしばらくは議論が続くでしょう。
賛否の意見にはどちらもうなづけるものがあるのは事実です。無期懲役になっても、犯行時点の年齢が未成年であり、実際には最短で7年程度で仮出獄になる可能性もあり、遺族にとっては憤懣やるかたない思いでしょうし、更正の可能性があり、かつ実際に更正し、立派な社会人として生きている例もあることを考えれば、一概に死刑を是と言えない面もあります。最高裁はどう判断するでしょう。
こんなことで予想するのは不謹慎かもしれませんが、私は死刑判決は出ないと思っています。1・2審の判断を踏襲し無期懲役の可能性が大と考えます。最高裁には死刑判決を大胆に出す勇気?はないでしょう。
裁判員制度が始まり、この事件が裁判員により審判されれば、おそらく死刑判決が出ると思います。
いづれが良いかは、誰も判断できないでしょう。
今日はこの辺で。