君が代について

先週の木曜日から急に腰痛がひどくなり、昨日の土曜日までおとなしくしていましたが、今日になると自然に痛みがほとんどなくなっていたので、下高井戸から三軒茶屋まで9,000歩のウォーキングができました。まずは何よりでした。
さて、先週は紀子さま後懐妊と皇室典範改正先送りがマスコミを騒がせましたが、皇室といえば「君が代」が思い浮かびます。また、時を一にして国家間のスポーツ競争でもあるオリンピックが始まりました。冬季オリンピックの必要性の有無については議論がたくさんあるでしょうが、ここでは置くとして、オリンピックで金メダルを取ればその選手・チームの国歌が吹奏されます。また、最近ではサッカーの国際試合でも必ず国歌が流されます。この国歌について少し述べましょう。
実は私は昭和31年生まれですが、小学校から大学まで、学校で君が代を歌ったことがありません。私は長野県で小学校から高校まで過ごし、大学は東京に出てきました。大学では君が代など関係ないのでしょうが、小学校から高校までは県立で、君が代を歌う機会があってもおかしくはないのでしょうが、全くなかったのです。どうしてなかったかは詳しく知りません。しかし、日教組が強い時代で、役所も今で言う強制をしなかったからだとは察しがつきます。勿論そのころはまだ法律的には君が代が国歌ではなかったのですが。
そんな訳で、君が代の歌詞も碌に知らないまま今日まで来てしまったのです。やっと最近ネットで歌詞を覚え、歩きながら歌うようになりました。歩きながら歌うなんて変人扱いされそうですが、勿論誰もいないところで小声で歌っています。そして感じるのは、きわめてシンプルで、すばらしい国歌だなあと感じています。「君が代」が天皇の国という意味で問題ありとする意見が強いのですが、そんなことを深く考えなければ、きわめて平和的な歌です。「天皇を象徴にいただく日本という国は、小さい石が大きな岩となり、その岩に苔が生えるまで、永遠に続き栄える国」と解釈すれば、単純で平和な歌そのものです。
皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。皇室典範の改正問題の方向が見えてくるかもしれません。
今日はこの辺で。