建国記念日について

昨日、君が代について書きましたが、11日(土)が建国記念日ということを意識して書いたわけではありません。お恥ずかしい話、今年は建国記念日が土曜日で、祝日の恩恵にあずかれなかった為、建国記念日自体を失念していました。なんともお粗末であります。それにしてもこの建国記念日という日は、祝祭日の中で最も影の薄い日ではないでしょうか。
そもそも明治の初め、当時の明治政府が天皇主権国家の権威付けのために、初代天皇である神武天皇の即位日をたまたま2月11日に決め、紀元節とし、これがそのまま現在も祝日として残っているというものです。神武天皇自体、どんな人なのか分からないのに、その即位の日が日本の建国の日というのもいい加減なことです。現在の日本社会を考えれば、建国記念日は本来8月15日にするべきではないかとも思ってしまいます。あるいは、2月の14日をバレンタインデーとして祝日にしたほうが、人口減少社会にはふさわしいかもしれません。たまたま11日に息子と新宿のデパートに行ったのですが、バレンタインデーの贈り物売り場は大盛況でした。男が愛を告白するよりも、女性からの方が多いとも聞きます。女性に臆病な男よりも、女性をどんどん盛り立てて、女性が愛を告白すれば、男はすぐに結婚を承知するはずです。そうすれば子供も増え、少子高齢化にもストップがかかる、何てうまくいきませんかねえ?
建国記念日とバレンタインデー、皆さんも考えてみてください。
今日はこの辺で。