映画「LUCK-KEY/ラッキー」

3日の日曜日にシネマート新宿にて韓国映画「LUCK-KEY/ラッキー」鑑賞。この映画は、麻井みよこ原作を数年前に日本の内田けんじ監督が映画化し、さらに韓国で再映画化した作品。日本の作品も見て面白かったのですが、韓国版のほうがさらに数段面白い作品に仕上がっていました。
冷静沈着な殺し屋が、立ち寄った銭湯で石鹸に滑って頭を打ち記憶喪失になることから話が始まるのは日本版と同じ。その殺し屋役をやるユ・ヘジンという役者さんの愛嬌のあること。本当に憎めない顔で、いつの間にか人気の料理人かつ役者になります。一方の殺し屋の鍵を拾った売れない役者の若者は、豪華なマンションで暮らすことに。その同じマンションには、殺し屋がかくまった追われる女性がいて、そんなこれやで、最後は記憶を取り戻した殺し屋の主人公が、悪から女性を助けるアクションに。
日本版の映画は、堺雅人が売れない役者で主役、香川照之が殺し屋にふんして、W主役、どちらかというと堺が主役級でしたが、韓国版は圧倒的に殺し屋さんが主役でした。
この映画は、上質のサスペンス要素を含んだ喜劇として必見の価値ありの作品でした。
今日はこの辺で。